「プロ意識」というとスポーツ選手やアーティスト、芸能人など有名な人が持つものだと思い浮かべる人が多いのではないだろうか。
しかし、社会に出るとまず「プロ意識を持て」と言われた経験もあるのではないだろうか。
私も初めて入社した会社の上司に「お客様からしたら新人もベテランも関係なくプロだと思われていることを忘れるな!」と言われたことがあります。
つまりどんな職業であろうと「プロ意識」というものは存在するのだと思います。


まずそもそも「プロ」とは何なのか?
"プロとは"でググってみた。
無題
Wikipediaに書いてあることを簡単に言うと「主たる収入を得るために特定の分野に従事している人」のことをプロと言う。



では、「プロ意識」とは一体何なのだろうか。
"プロ意識"でググってみた。
無題2
検索結果の最初にWikipediaのプロ意識についての解説が出てくる。

"プロ意識プロいしき)とは、専門職(特に芸能・プロスポーツ・芸術家・職人)が持っているプロとしての高い職業意識のことである。"


職業意識??


今度は"職業意識とは"でググってみた。
無題2
Google先生曰く、その職業に従事する者に特有の、物事の見方・とらえ方・感じ方。らしい。


つまりまとめると"プロ意識"とは主たる収入を得るために特定の分野に従事している人特有の、物事の見方・とらえ方・感じ方」ということになる。


FXトレーダーにとって「主たる収入を得るために特定の分野に従事している」というのはFXをすること。つまり主たる収入を得るためにFXに従事していればプロのFXトレーダーということになる。
では、そんなFXトレーダー「特有の、物事の見方・とらえ方・感じ方」とは一体なんだろうか。
(ここでは主たる収入を得るためにFXに従事していればプロのFXトレーダーと呼ぶが、勝っている負けているは関係ないものとする。



特有の」という部分にフォーカスすると、①行動心理学と②投資心理学が当てはまるでしょう。

①行動心理学
行動心理学では「プロスペクト理論」が当てはまります。
プロスペクト理論とは簡単に言うと、人間には無意識に損失回避の傾向があるということです。
損切りをすると損が確定します。その損を受入れたくがないために損切りができなくなることです。


②投資心理学
投資心理学では「サンクコスト効果」が当てはまります。
サンクコスト効果とは簡単に言うと、「もったいない」という心理のことです。
せっかく積み上げた利益を失いたくないという気持ちから、目の前で発生している損失を受入れられず更に損失を拡大させてしまうことです。


この2つの心理学をどう見てとらえて感じるのかがFXトレーダーのプロ意識に繋がっていくのではないだろうかと私は考えています。
私はFXトレーダーとしてプロ意識があるということはこの2つの心理学を自覚し、否定することだと思います。

つまり損失が発生していて損切りを渋っているときに「あ、これはプロスペクト理論とサンクコスト効果にはまっている」と自覚し、「これはいかん」と否定して潔く損切りすること。
これがFXトレーダーのプロ意識ではないかと思います。



FXトレーダーは会社員と違って何もしなくても毎月給料がもらえるわけではありません。歩合制とも違います。プロ野球選手のように年俸制でもありません。自らの手腕と心持ちだけが利益に繋がります。
そういった点でFXトレーダーを目指すのであれば他の職業の何百倍ものプロ意識を持つ必要があるのだと思います。

今回FXトレーダーのプロ意識について調べるうちに自分自身にもまったくプロ意識が欠けていたことを実感しました。



この記事がFXトレーダーを目指す方の参考になれば幸いです。